2017年12月13日水曜日

2017年12月/第378回月例会

第378回月例会
2017年12月13日(水) 於:東部ビル(赤坂見附)
東北大学 多元物質科学研究所 計測部門 高分子物理化学研究分野
  教授    陣内 浩司  氏
『ソフトマテリアルにおける電子顕微鏡観察技術の最近の進歩』
(講演概要)透過型電子顕微鏡(TEM)は高分子のナノ構造の実空間観察には欠かせない手法である。近年、TEMによる無染色高分子の観察や延伸状態にあるゴムの”その場”ナノ観察などが試されている。本講演では、高分子(特にゴム)における最近のTEM技術について、実例を交えながらお話しする予定である。

2017年11月14日火曜日

2017年11月/第377回月例会

第377回月例会
2017年11月14日(火) 於:ファナック㈱本社工場(山梨県忍野村)
    ショールーム→機械加工工場→ロボット工場→サーボ工場 見学
ファナック㈱ ロボット事業本部 技監   榊原 伸介 氏
「ロボット、IoT、AIによる工場自動化の推進」
(講演概要) 製造業の国際競争はますます厳しくなりつつあり、生産システムの強化が必要となっています。国内製造業の抱える多くは、ロボット、IoT、AIの適用により解決可能です。
本プレゼンテーションでは、実例に基づき、これらの技術の適用について概説します。

2017年10月3日火曜日

2017年10月/第376回月例会

第376回月例会
2017年10月3日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
産業技術総合研究所  接着・界面現象研究ラボ(ナノ材料研究部門)
上級主任研究員    堀内 伸  氏
『電子顕微鏡による接着界面の解析と接着メカニズムに関する研究』
(講演概要)接着剤を多用した構造物の組立は、他の接合方法に比べ施工性や軽量化など多くのメリットが期待されるが、接着接合の信頼性を予測・評価することが難しいことが普及の進まない一因と考えられる。信頼性や耐久性を正確に予測するためには、接着メカニズムを明らかにすることが重要であり、接着界面の解析がその足がかりとなる。電子顕微鏡は接着界面の解析や、破断面や被着体表面を分析することにより、メカニズムに対して大きなヒントを与えることが可能である。本講演では、電子顕微鏡による接着界面の解析から接着メカニズム解明への展開について紹介する。

2017年9月5日火曜日

2017年9月/第375回月例会

第375回月例会
2017年9月5日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
日産自動車㈱ 日本戦略企画本部 本部長    矢島 和男 氏
『将来の自動車展望 ~クルマの知能化と電動化~』
(講演概要)近年、自動運転技術の開発及び電気自動車の実用化が自動車業界全体として加速しつつある。日産自動車においては、従来の自動車のネガティブな部分である交通事故、大気汚染、渋滞問題、エネルギー問題を解決することを目的として長期的なビジョンを設定している。本講演においては、最新の自動運転及び電気自動車の技術動向を紹介し自動車の近未来を概説する。

2017年8月4日金曜日

2017年8月/第374回月例会

第374回月例会
2017年8月4日(金) 於:山形大学
有機エレクトロニクス研究センター、およびグリーンマテリアル成形加工研究センター(GMAP)見学
山形大学 客員教授  井上 隆 氏
『ナノアロイ: 米沢からの発信』
(講演概要)高分子アロイ系における反応誘起型相分解によるナノ構造形成の原理を概説するとともに、スーパーコンピューター用超低ロス回路基板・スマートフォン用半導体パッケージのチップ間接着剤・熱可塑性CFRP用の高性能樹脂などの応用について紹介する。
山形大学 有機エレクトロニクス研究センター長 卓越研究教授  時任 静士 氏
『3Dプリンテッドエレクトロニクス技術の創製』
(講演概要)本講演では、曲面や立体物表面へ配線パターン、センサ、電子回路を形成できる二つの印刷技術について紹介します。それは非常に柔らかいブランケットを用いたソフトグラビアオフセット(SBG)印刷技術と6軸ロボットアームにインクジェットを搭載した全方向インクジェット(OIJ)技術です。この技術によりプリンテッドエレクトロニクスの新しい展開が期待できます。

2017年7月5日水曜日

2017年7月/第373回月例会

第373回月例会
2017年7月5日(水) 於:東部ビル(赤坂見附)
横浜ゴム㈱ 理事  研究本部 木村研究室 室長   木村 和資 氏
『各種シーラントの現状と今後の展開』
(講演概要)シーラントとは、構造物の水密性、機密性を確保するために継ぎ目や隙間に充填される材料で、ガスケットと呼ばれる定型シーラントに対し、不定形シーラントはシーリング材とも呼ばれる。建築をはじめ、土木、自動車、電子機器等の分野で、様々な要求性能・環境下で用いられるので、その種類や性状も多岐に亘る。本稿では建築分野を中心にその概要を解説すると共に、これらの技術が展開されているゴム製品や接着剤についても述べる。

2017年6月6日火曜日

2017年6月/第372回月例会

第372回月例
2017年6月6日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授  伊藤 耕三 氏
『環動高分子:しなやかタフポリマーを実現する分子設計』
(講演概要)ポリロタキサンを架橋した環動高分子は、架橋点が動くことで従来の高分子材料とは異なる力学特性を示す。従来、ゲルではその有効性が明らかにされてきたが、最近、この原理をエラストマーや塗料、樹脂、エアロゲルなどに適用したところ、それらの力学強度が大きく向上することが明らかになった。本講演では、環動高分子の基礎物性から応用、さらに演者が現在プログラム・マネージャーを務めている国家プロジェクト、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)を紹介する。