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2018年4月1日日曜日

2017年度月例会一覧

第381回 2018年3月15日
「機械学習による材料開発  ~マテリアルズ・インフォマティクスによるゴム材料設計指針の発見~」
横浜ゴム㈱ 理事 研究開発本部 小石研究室 研究室長  小石 正隆 氏


第380回 2018年2月6日
「音声認識とAI研究、および日米の大学の現状」
豊田工業大学シカゴ校 学長  古井 貞熙 氏

第379回 2018年1月16日
「インフォマティクス技術を用いたゴム・エラストマー材料設計への展望」
産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター
多階層ソフトマテリアル解析手法開発チーム 研究チーム長  森田 裕史 氏

第378回 2017年12月13日
『ソフトマテリアルにおける電子顕微鏡観察技術の最近の進歩』
東北大学 多元物質科学研究所 計測部門 高分子物理化学研究分野 教授  
陣内 浩司 氏

第377回 2017年11月14日 ファナック㈱本社工場見学
『ロボット、IoT、AIによる工場自動化の推進』
ファナック㈱ ロボット事業本部 技監  榊原 伸介 氏

第376回 2017年10月3日
『電子顕微鏡による接着界面の解析と接着メカニズムに関する研究』
産業技術総合研究所  接着・界面現象研究ラボ(ナノ材料研究部門) 
上級主任研究員  堀内 伸 氏

第375回 2017年9月5日
『将来の自動車展望 ~クルマの知能化と電動化~』
日産自動車㈱ 日本戦略企画本部 本部長  矢島 和男 氏

第374回 2017年8月4日 山形大学見学
有機エレクトロニクス研究センター、およびグリーンマテリアル成形加工研究センター(GMAP)見学
『ナノアロイ: 米沢からの発信』
山形大学 客員教授  井上 隆 氏
『3Dプリンテッドエレクトロニクス技術の創製』
山形大学 有機エレクトロニクス研究センター長 卓越研究教授  時任 静士 氏

第373回 2017年7月5日
『各種シーラントの現状と今後の展開』
横浜ゴム㈱ 理事  研究本部 木村研究室 室長  木村 和資 氏

第372回 2017年6月6日
『環動高分子:しなやかタフポリマーを実現する分子設計』
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授  伊藤 耕三 氏

第371回 2017年5月30日
『ダイナミクス計測によるタイヤ材料開発の最近の研究成果』
住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 分析センター 課長  岸本 浩通 氏

第370回 2017年4月21日
『マルチマテリアルに対応した自動車用接着技術の最新動向』
東京工業大学 科学技術創成研究院 准教授  佐藤 千明 氏 

2018年3月30日金曜日

2018年3月/第31回公開フォーラム

2018年3月30日(金) 於:東京電業会館 地下大ホール
テーマ: ゴム・エラストマー技術の安全・安心           

プログラム
  <司会 竹村 泰彦>
 10:00~10:10 開会のあいさつ  ゴム技術フォーラム 代表 川上 欽也 
 10:10~11:40 基調講演(1)
  「化学物質による被害事例とリスク管理・リスクコミュニケーションのあり方」
   横浜国立大学 名誉教授 横浜国立大学発ベンチャー
   (有)環境資源システム総合研究所 会長   浦野 紘平 氏

―― 昼食・休憩(11:40~12:40)――
  <司会 藤井 信彦>
 12:40~14:10 基調講演(2)
  「今後のモビリティー社会に対応した自動車技術と高分子材料の将来」
   日産自動車株式会社 カスタマーパーフォーマンス&CAE・実験技術開発本部
   材料技術部 主管  小松 基 氏

―― 休憩(14:10~14:20)――
  <司会 滝澤 俊樹>
 14:20~14:40 「ゴム・エラストマー技術の安全・安心」調査委員会報告
  総合報告  調査委員会  委員長  斎藤 拓
  各論報告
 14:40~15:20  WG1 材料技術
  調査委員会 WG1リーダー  谷口 直樹
 15:20~16:00 WG2 加工技術 
  調査委員会 WG2リーダー  福西 智史
 16:00~16:40 WG3 製品技術 
  調査委員会 WG3リーダー  戸来 大樹
 16:40~16:45  閉会のあいさつ
  調査委員会 世話人  滝澤 俊樹

2018年3月15日木曜日

2018年3月/第381回月例会

第381回月例会
2018年3月15日(木) 於:東部ビル(赤坂見附)
横浜ゴム㈱ 理事 研究開発本部 小石研究室 研究室長   小石 正隆 氏
「機械学習による材料開発  ~マテリアルズ・インフォマティクスによるゴム材料設計指針の発見~」
(講演概要) 従来から弊社ではタイヤの形状設計に数値シミュレーションと機械学習を組合せた設計指針探索を適用してきた。今般、技術的なブレークスルーによってその枠組みをゴム材料のモルフォロジー設計に拡張した。本講演では、開発したマテリアルズ・インフォマティクスのフレームワークと、適用事例を紹介する。

2018年2月6日火曜日

2018年2月/第380回月例会

第380回月例会
2018年2月6日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
豊田工業大学シカゴ校 学長        古井 貞熙 氏
「音声認識とAI研究、および日米の大学の現状」
(講演概要)音声認識を含む人工知能(AI)研究が、急速に進展している。本講演では、講演者が米国で学長を務めている、AIを中心とする大学院大学の特色を紹介し、音声認識を含むAI研究の最近の進歩と今後の展望を述べる。次に、アメリカの大学の教育、研究、経営、組織、運営体制の特徴を紹介し、科学技術の高度化・複雑化の中で、存在感が著しく低下している日本の大学が、国際的存在感を取り戻すために学ぶべきこと、個人と国のレベルで目指すべき改革の方向について述べる。

2018年1月16日火曜日

2018年1月/第379回月例会

第379回月例会
2018年1月16日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター
多階層ソフトマテリアル解析手法開発チーム
              研究チーム長      森田 裕史 氏
「インフォマティクス技術を用いたゴム・エラストマー材料設計への展望」
(講演概要)近年、情報・統計・数学などをベースとしたインフォマティクス技術が様々な分野で研究がなされており、自動車の自動運転等をはじめとして展開が進められようとしている。この流れは、材料開発の分野にも波及されつつあり、マテリアルインフォマティクスに関わる複数の国プロも進められている。本講演では、インフォマティクス技術の材料開発への展開について現状を概観し、直面している大きな課題について議論する。

2017年12月13日水曜日

2017年12月/第378回月例会

第378回月例会
2017年12月13日(水) 於:東部ビル(赤坂見附)
東北大学 多元物質科学研究所 計測部門 高分子物理化学研究分野
  教授    陣内 浩司  氏
『ソフトマテリアルにおける電子顕微鏡観察技術の最近の進歩』
(講演概要)透過型電子顕微鏡(TEM)は高分子のナノ構造の実空間観察には欠かせない手法である。近年、TEMによる無染色高分子の観察や延伸状態にあるゴムの”その場”ナノ観察などが試されている。本講演では、高分子(特にゴム)における最近のTEM技術について、実例を交えながらお話しする予定である。

2017年11月14日火曜日

2017年11月/第377回月例会

第377回月例会
2017年11月14日(火) 於:ファナック㈱本社工場(山梨県忍野村)
    ショールーム→機械加工工場→ロボット工場→サーボ工場 見学
ファナック㈱ ロボット事業本部 技監   榊原 伸介 氏
「ロボット、IoT、AIによる工場自動化の推進」
(講演概要) 製造業の国際競争はますます厳しくなりつつあり、生産システムの強化が必要となっています。国内製造業の抱える多くは、ロボット、IoT、AIの適用により解決可能です。
本プレゼンテーションでは、実例に基づき、これらの技術の適用について概説します。

2017年10月3日火曜日

2017年10月/第376回月例会

第376回月例会
2017年10月3日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
産業技術総合研究所  接着・界面現象研究ラボ(ナノ材料研究部門)
上級主任研究員    堀内 伸  氏
『電子顕微鏡による接着界面の解析と接着メカニズムに関する研究』
(講演概要)接着剤を多用した構造物の組立は、他の接合方法に比べ施工性や軽量化など多くのメリットが期待されるが、接着接合の信頼性を予測・評価することが難しいことが普及の進まない一因と考えられる。信頼性や耐久性を正確に予測するためには、接着メカニズムを明らかにすることが重要であり、接着界面の解析がその足がかりとなる。電子顕微鏡は接着界面の解析や、破断面や被着体表面を分析することにより、メカニズムに対して大きなヒントを与えることが可能である。本講演では、電子顕微鏡による接着界面の解析から接着メカニズム解明への展開について紹介する。

2017年9月5日火曜日

2017年9月/第375回月例会

第375回月例会
2017年9月5日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
日産自動車㈱ 日本戦略企画本部 本部長    矢島 和男 氏
『将来の自動車展望 ~クルマの知能化と電動化~』
(講演概要)近年、自動運転技術の開発及び電気自動車の実用化が自動車業界全体として加速しつつある。日産自動車においては、従来の自動車のネガティブな部分である交通事故、大気汚染、渋滞問題、エネルギー問題を解決することを目的として長期的なビジョンを設定している。本講演においては、最新の自動運転及び電気自動車の技術動向を紹介し自動車の近未来を概説する。

2017年8月4日金曜日

2017年8月/第374回月例会

第374回月例会
2017年8月4日(金) 於:山形大学
有機エレクトロニクス研究センター、およびグリーンマテリアル成形加工研究センター(GMAP)見学
山形大学 客員教授  井上 隆 氏
『ナノアロイ: 米沢からの発信』
(講演概要)高分子アロイ系における反応誘起型相分解によるナノ構造形成の原理を概説するとともに、スーパーコンピューター用超低ロス回路基板・スマートフォン用半導体パッケージのチップ間接着剤・熱可塑性CFRP用の高性能樹脂などの応用について紹介する。
山形大学 有機エレクトロニクス研究センター長 卓越研究教授  時任 静士 氏
『3Dプリンテッドエレクトロニクス技術の創製』
(講演概要)本講演では、曲面や立体物表面へ配線パターン、センサ、電子回路を形成できる二つの印刷技術について紹介します。それは非常に柔らかいブランケットを用いたソフトグラビアオフセット(SBG)印刷技術と6軸ロボットアームにインクジェットを搭載した全方向インクジェット(OIJ)技術です。この技術によりプリンテッドエレクトロニクスの新しい展開が期待できます。

2017年7月5日水曜日

2017年7月/第373回月例会

第373回月例会
2017年7月5日(水) 於:東部ビル(赤坂見附)
横浜ゴム㈱ 理事  研究本部 木村研究室 室長   木村 和資 氏
『各種シーラントの現状と今後の展開』
(講演概要)シーラントとは、構造物の水密性、機密性を確保するために継ぎ目や隙間に充填される材料で、ガスケットと呼ばれる定型シーラントに対し、不定形シーラントはシーリング材とも呼ばれる。建築をはじめ、土木、自動車、電子機器等の分野で、様々な要求性能・環境下で用いられるので、その種類や性状も多岐に亘る。本稿では建築分野を中心にその概要を解説すると共に、これらの技術が展開されているゴム製品や接着剤についても述べる。

2017年6月6日火曜日

2017年6月/第372回月例会

第372回月例
2017年6月6日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授  伊藤 耕三 氏
『環動高分子:しなやかタフポリマーを実現する分子設計』
(講演概要)ポリロタキサンを架橋した環動高分子は、架橋点が動くことで従来の高分子材料とは異なる力学特性を示す。従来、ゲルではその有効性が明らかにされてきたが、最近、この原理をエラストマーや塗料、樹脂、エアロゲルなどに適用したところ、それらの力学強度が大きく向上することが明らかになった。本講演では、環動高分子の基礎物性から応用、さらに演者が現在プログラム・マネージャーを務めている国家プロジェクト、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)を紹介する。

2017年5月30日火曜日

2017年5月/第371回月例会

第371回月例会
2017年5月30日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 分析センター 課長  岸本 浩通 氏
『ダイナミクス計測によるタイヤ材料開発の最近の研究成果』
(講演概要)地球環境への配慮から低燃費性能(環境)とグリップ性能(安全)を高度に両立させた低燃費タイヤの開発が重要となっている。一方、自動車需要の拡大に伴い省資源化の技術も重要となってきている。しかし、これら性能は相反関係にあるため、全ての性能を同時に向上させる技術の開発は困難である。我々は、これら性能を向上させるために、ゴム材料の静的構造に加えダイナミクスの観点から研究を進めた内容について報告する。

2017年4月21日金曜日

2017年4月/第370回月例会

第370回月例会
2017年4月21日(金) 於:東部ビル(赤坂見附)
東京工業大学 科学技術創成研究院 准教授  佐藤 千明 氏
『マルチマテリアルに対応した自動車用接着技術の最新動向』
(講演概要)従来より、接着接合は多くの箇所に使用されてきたが、近年では材料の多様化に伴い、その重要性が増しつつある。たとえば、自動車、船舶、および航空機への適用が進んでいる。本講演では、最近特に重要な自動車構造の接着技術を取り上げ、異種材接合についても言及し、そのニーズと課題について解説する。