第391回月例会
2019年1月22日(火) 於:東部ビル(赤坂見附)
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻教授 植村 卓史 氏
「錯体ナノ空間で高分子を制御する」
(講演概要) 金属イオンと有機配位子の自己集合によって得られる多孔性金属錯体は、そのナノ空間のサイズ、形状、表面状態を合理的に設計可能であることから、高分子合成や集積の場として利用することで、得られる高分子の一次構造(立体規則性、反応位置、シークエンスなど)や集積状態(配向化、アロイ化など)を精密に制御できる。このような機能性ナノ空間を用いた新しい高分子化学について、演者の研究を中心に解説する。
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