2019年2月18日月曜日

第32回公開フォーラムへの誘い

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第32回公開フォーラムへの誘い
― ゴム・エラストマー技術の安全・安心 ―
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 ゴム技術フォーラムは、ゴム産業の将来展望を目指した技術開発のあるべき姿を追求すべく、異業種を含めた多分野から講師を招聘しての勉強会と、特定テーマによる調査研究と年1回の公開フォーラムにおける講演、報告、討論、及び出版物の発行を通じて提言、提案を行っております。
 昨今地球環境問題や高齢化社会問題が頻繁に議論されていますが、その基本は人間生活における安全・安心の確保にあります。そこで、ゴム技術フォーラムでは2016年2月から、材料技術(安全・安心を生み出す高機能材料と安全性評価)、加工技術(安全・安心を造り込む加工、製造技術)、製品技術(安全・安心を提供する製品、高耐久化技術)の3つの視点から総合的に調査研究すべく、「ゴム・エラストマー技術の安全・安心」調査委員会(調査委員長:東京農工大学・斎藤拓教授)を新しく発足させて調査研究を開始致しました。
 その最終報告に持続可能な開発目標(SDGs)と化学物質の安全性に関するお二人の権威の基調講演を交えて、第32回公開フォーラムを開催することに致しました。ここに概要を下記の通りご案内申し上げますので、多数御参加下さいますようお願い申し上げます。

主  催  ゴム技術フォーラム
日  時  2019年3月28日(木)10:00~16:45
会  場  東京電業会館 地下大ホール(東京都港区元赤坂1-7-8 電話03-3403-5181)
      http://www.todenkyo.or.jp/map/     
テ ー マ  ゴム・エラストマー技術の安全・安心
参 加 費  ゴム技術フォーラム会員・¥6,000、ゴム技術フォーラム会員以外・¥10,000(成書「ゴム・エラストマー技術の安全・安心」(予価:税込¥3,888)を無料で配布致します))
開催日までに三菱東京UFJ銀行・赤坂見附支店(普通預金) №0206817ゴム技術フォーラム宛にご送金下さい(送金手数料はご負担下さい)。
申込方法  参加を希望される方は、氏名、連絡先名、連絡先住所、電話、FAX、電子メールを明記のうえ、下記宛て電子メールあるいはFAX.にてお申込み下さい 。
問合せ先:
  (一社)日本ゴム協会内 ゴム技術フォーラム
  〒107-0051 東京都港区元赤坂 1-5-26
  e-mail : yasuhiko_takemura@friend.ocn.ne.jp、及びgomugijutsu.forum@gmail.com の両者
  FAX :0463-35-9758  横浜ゴム㈱主幹・辻 拓衛

プログラム            
2019年3月28日(木)
 <司会 竹村 泰彦>
 10:00~10:10 開会のあいさつ    ゴム技術フォーラム 代表 川上 欽也 
 10:10~11:40 基調講演(1)
「未来をつくるSDGsとビジネス」
(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)シニアフェロー
京都大学名誉教授              松下 和夫 氏
―― 昼食・休憩(11:40~12:40)――
             <司会 小薬 次郎>
 12:40~14:10 基調講演(2)
「安全・安心な社会を目指して」
秋草学園短期大学  学長         北野 大  氏
―― 休憩(14:10~14:20)――
             <司会 滝澤 俊樹>
 14:20~14:40 「ゴム・エラストマー技術の安全・安心」調査委員会報告
    総合報告
    調査委員会 委員長      斎藤 拓
    各論報告
 14:40~15:20 WG1 材料技術
    調査委員会 WG1 リーダー 荒川 裕太
 15:20~16:00 WG2 加工技術 
    調査委員会 WG2 リーダー 福西 智史
 16:00~16:40 WG3 製品技術 
    調査委員会 WG3 リーダー 戸来 大樹
 16:40~16:45  閉会のあいさつ
    調査委員会 世話人     滝澤 俊樹

プログラムは一部変更になる場合がございますのであらかじめご了承下さい。


基調講演概要

1. (公財)地球環境戦略研究機関(IGES)シニアフェロー
京都大学名誉教授       松下 和夫 氏
「未来をつくるSDGsとビジネス」
(講演概要) 2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、経済、社会、環境の3側面に統合的な取り組みを求める17 のゴールで構成される。それは、「誰一人取り残さない」を中心テーマとし、貧困、飢餓や不平等をなくすとともに、気候変動をはじめとする環境問題への取り組みを求めている。今や産業界もSDGsを事業活動の本流に据えることが世界の潮流となっている。本講演では、SDGsの背景と内容、成長戦略との関わり、事業活動への主流化、などに焦点をあて解説する。

2. 秋草学園短期大学 学長     北野 大 氏
「安全・安心な社会を目指して」
(講演概要) 20世紀は安全な社会が目標であったが、21世紀は安全・安心な社会の構築が目標となっている。この講演では、安全と安心の違い、人は過ちを犯す、機械は必ず故障するという安全学の考え方を紹介し、そのうえで取られている種々の考え方、たとえばfool safe ,fault tolerance, interlock などの技術的な対策を述べる。

2019年2月8日金曜日

2019年2月/第392回月例会

第392回月例会
2019年2月6日(水) 於:東部ビル(赤坂見附)
東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授  川島 博之 氏
「世界に食料は余っている! ~世界農業への一視点~」
(講演概要) 20世紀後半に広く化学肥料が普及したことによって、世界中で食料が過剰生産気味になってしまった。また、南米で大豆を大量に生産できるようになったことから、飼料の供給が増加し、食肉を大量に生産できるようになった。世界の食料生産の現況を概観する。