第352回月例会
2015年10月20日(火) 於 東部ビル (赤坂見附)
経済産業省 製造産業局 化学課 課長 茂木 正 氏
「我が国の化学産業を取り巻く課題と進むべき方向性について」
(講演概要) 我が国化学産業は様々な環境変化に直面している。石油化学分野においては、アメリカでシェール革命に伴って安価な石化原料を用いたプラント建設が多数計画され、需要地である中国の景気減速が鮮明になり、原油価格も大きく変化するなど、海外を中心に環境が大きく変化している。機能性化学品分野においては、日本が得意としてきた電子材料で新興国メーカーが台頭してきており、新たな成長市場の開拓が求められている。また、ユーザーサイドでは、IoTやAIなどを活用した新たなビジネスモデルが出てきている。こうした様々な変化を踏まえつつ、化学産業が抱えている課題や進むべき方向性について、政府の視点から御説明したい。
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