第374回月例会
2017年8月4日(金) 於:山形大学
有機エレクトロニクス研究センター、およびグリーンマテリアル成形加工研究センター(GMAP)見学
山形大学 客員教授 井上 隆 氏
『ナノアロイ: 米沢からの発信』
(講演概要)高分子アロイ系における反応誘起型相分解によるナノ構造形成の原理を概説するとともに、スーパーコンピューター用超低ロス回路基板・スマートフォン用半導体パッケージのチップ間接着剤・熱可塑性CFRP用の高性能樹脂などの応用について紹介する。
山形大学 有機エレクトロニクス研究センター長 卓越研究教授 時任 静士 氏
『3Dプリンテッドエレクトロニクス技術の創製』
(講演概要)本講演では、曲面や立体物表面へ配線パターン、センサ、電子回路を形成できる二つの印刷技術について紹介します。それは非常に柔らかいブランケットを用いたソフトグラビアオフセット(SBG)印刷技術と6軸ロボットアームにインクジェットを搭載した全方向インクジェット(OIJ)技術です。この技術によりプリンテッドエレクトロニクスの新しい展開が期待できます。